ドン・レボの陽気な日記

俺(ドン・レボ)が徒然なるままに書いてやる。ちなみに素面で書いてやる

前言撤回だ

 ドン・レボだ。前言を撤回する。俺に1日1更新なんざ到底無理な話だ。俺はレイヴァーだ。働かざるもの食うべからずとはよく言ったものだ。

 

 さて、随分と間が空いたその間、俺が何をやっていたか? もちろん飲んでいた。これは確定事項だ。ただ、どうやら大佐も間が空いた期間はいろいろあったようだ。やつもブログをやっているから、詳しく知りたくば奴のブログを覗いてみるといい。要するに俺たちは飲んでいた。ただ同じ酒宴にいたわけではない。別々の酒の席で楽しんでいた。やつはあまり楽しくはなかったようだが、ぼやいてやがった奴にはラリアット三回かましておいてやった。相手が悪いとはよく言ったものだ。

 

 さて、相変わらず「なんだ町」は平和だ。うちの建築事務所「ふれあい建築事務所」も御多分に洩れず、師走ともなれば忙しくなっちまう。いわゆる繁忙期という奴だ。俺も「ふれあい建築事務所 社長☆ドン・レボ」として忙しく立ち回っているというわけだ。というわけで仕事ばかりするか飲むかしていて面白いことが一つもないから特にブログに書くこともない。これも間が空いた一つの理由だ。書くことがないのに前回のような宣言をするなと言ったドン・レボファンのお前、お前はなかなか頭がいい。だが油断はするな。油断は禁物だ。油断ほど恐ろしい怪物はいない。精進しろ。わかったな?

 

 さて、他は特に書くこともないから俺はこれで失礼する。仕事がたまっているんでな。だが今後も時間を見つけて書いていくつもりだから安心しろ。

 

 

じゃあな、いい酒飲めよ。

Mr.タイニーという輩と飲んだ話

 ドン・レボだ。お前ら調子はどうだ。俺か? 俺は相変わらず飲んでいる。ドランカーだ。決してパンチ・ドランカーではない。ただのドランカーだ。いいか、そこを間違えるな。それ一つでえらいことになっちまう。

 

 ところで先日、Mr.タイニーという妙な奴とサシで飲んだ。奴は金髪オールバックにサングラスという、今時流行りもしないスタイロで飲み屋に現れたはいいが、俺の隣にいた正義感の強い客から「小学生は立ち入り禁止だよっ!」と大慌てで止められている様は滑稽そのもの。大笑いで迎え入れてやった。

 

 ところで俺たちが飲んだ飲み屋だが、普段の『ザ・ヴァー』とはまた違う場所にある「ぽんつぃっつぃー」というクソみたいな名前の居酒屋だ。なぜこのようなクソみたいな名前にしたのかは皆目謎だが、俺は大将に酔った勢いで「やめちまえ」と幾度となく改名を迫った。しかし大将は「てやんでぇ」と言ってまるで取り合わず、今日に至っている。ちなみにこの大将、俺たち客が何を言っても「てやんでぇ」としか返ってこないためそもそも意思の疎通が図れない。果たして人間であるかどうかすら謎だが、どうやら一応俺たちの言ったことは通じてはいるらしい。

 

 さて、Mr.タイニーだが、先述の通り背が低い奴だ。なんでもこいつが言うには「オレ様は人間ではなく、宇宙人だ」とのことらしいのだが、まぁ、この説明からも分かる通り奴はおつむの方も相当のバカだ。とりあえず金髪オールバックだけはやめちまえと進言しておいたが、なんだかんだでこいつもイケる口だから、『ザ・ヴァー』で出会って以来、たまにこうしてサシで飲んでいる。

 

 奴は自称宇宙人なもんだから、地球には当然居候先があるそうだ。その居候先というのは、高校生である上尾くんの家であるようだ。いやちょっと待て、今なんのためらいもなく貴様の口から「高校生である上尾くん」なんて言葉が出たが仰ったが一体全体誰なんだそいつは、と思ったドン・レボのファンのお前、お前はなかなか鋭い。だがいかんせんツメが甘い。もっと精進しろ。初心を忘れるな。

 

 説明してやる。実はこの上尾くんだが、俺とはちょっとした知り合いに当たるのだ。というのも、この子の父親は俺たちが住んでいる「なんだ町」に存在する大手の薬局にて、主任的な立場で薬剤師をやっており、何を隠そう俺はその薬局に頻繁にソルマックを買いに行っているのである。で、あるからして、買いに行くたびに話をする上尾父とは割合に懇意の仲なのだ。何度か彼と飲んだこともあり、そこでヒズワイフと、サンである高校生の上尾くん、それからMr.タイニーの名前も聞いている。

 

 今度は三人で飲んでみると面白いかもしれない。その話がまとまったら、俺も飲兵衛を連れて行くとしよう。そういえばこの前、飲兵衛と妙なクラブもどきの店に入ってひどい目にあった(ような気がするがあまり覚えてない)のだが、その話も後日暇なお前らに話してやろうと思っている。ありがたく思え。感謝を忘れるな。いいか感謝だけは忘れるな。人生において大切なことの一つだ。

 

 

 じゃあな。いい酒飲めよ。

ブログなるものの開設に寄せた一文

 ドン・レボと申す者だ。普段は小規模ながら建築関係の事務所を営んでいる。

 昼間はあくせくと働き、部下や家族を養っている古き良き社会人をやっているが、休日や仕事終わりは基本的に浴びるほど飲んでいることが多い。しかし無論これは素面で書いている。当たり前だ。俺はどこぞの退廃的な小説家ではない。

 

 さて、先日、大佐とかいう妙な名前の、妙な音楽をやっている奴と『ザ・ヴァー』という行きつけのバーで飲んでいる時に、その大佐から唐突に、

 

「ドン・レボ、一つブログでも書いてみません? 僕のはてなブログのスペース、利用していいですから。絶対面白いですよ、あなたみたいな人(失笑)がブログなんか書いたら」

 

 なんて適当にもほどがあるトーンで言われた。その時は「オメーはあれか? バカか? ザ・おバカか? はたまたザ・編集者か? ゑ!?」とその場で奴の顔面にドロップキックをかましてやった次第だが、1日経って酔いが覚め、冷静になって考えてみたところ、我が「ふれあい建築事務所」や、仲間である他の連中の宣伝のためにも、ここら辺でそういう試みを打つのもまた一興、悪くないなと思ったので、後日俺のドロップキックのせいで三日間の入院中だった奴にテルして、病院は基本的に通話禁止だと焦る奴を怒鳴りつけて黙らせ、「ちょっちスペース貸せ、加瀬!」と脅しつけてこのブログを開設するに至った。

 

 他方、文章なんていうものは、さすがの俺もながらく書いてこなかった。俺が小学生の時分に、その学校の卒業文集に寄せた『この明滅する社会の真ん中で、我々は今後も効率ばかりを追い求め、生きていくのであろうか』と言う作文が担任の先生の目に止まって、「今後もきぼうを捨てずにがんばりま賞」を恐れ多くもいただいたことはあったが、それ以来、来る試験やレポート以外の文章など、これっぽっちだって書いてはこなかった。

 

 だが、俺も男だ。曲がりなりにも俺がやると決めたことは、これまでもやり通してきた。女を落とす、鳥を落とす、一国を落とす、そのすべてを、だ。そんな俺にかかれば、たぁかぁが文章など、どうってことはない。1日100更新を目指す。そうとも、俺はやる時はやるのだ……と言いたいところだが開設にあたって部下の従業員、通称飲兵衛に更新頻度の相場を聞いたところ、「ドン・レボ、そら厳しいっすよ。オラ1日に100文字も書いたら血、吐きますもん」とそれはそれでもっともなことを言いやがった。なるほど。成る程。さすがの俺も血は吐きたくない。それは断じて嫌だ。なので誠に遺憾ながら1日1更新を目指してこれから書いていくつもりではある。

 

 ただ期待はするな。俺も忙しい身だ。家に帰れば愛するマイワイフがいるし、仕事場には飲兵衛をはじめとした守るべき部下がいるのである。何、俺もレイヴァーだ。働かざるもの食うべからずとはよく言ったものだ。俺は働いている。休日は酒を飲んでいる。夜もだ。

 

 さて、先ほどからつらつら出てきている俺ことドン・レボと、部下の飲兵衛の人柄についてだが、先述の大佐と言う奴が、どうやら俺たちのことを勝手に楽曲にして、あまつさえ動画を作ってどこぞにアップローディングしているらしいから詳しく知りたくばそちらを参照すればいい。以下、奴が勝手に送りつけてきたURLを貼る。断っておくが俺は未だに見ていない。何と言っても音楽はジャズに限る。

 

www.nicovideo.jp

 

 

 以上だ。

 ここでもう一つ断っておきたいのだが、奴の話を聞く限りどうやら曲や動画にしているのは俺たちがベロベロに酔っ払った時のことだそうなので、万一この動画を見て「うわードン・レボと飲兵衛ってこんな人たちなんだぁフハハハハハハ」などとは間違っても思わないでほしい。人は外見だけでは推し量れないから神秘的であり、面白いのだ。確かに飲むと前後不覚になる傾向は否定できないが、酒さえ飲まなければ俺はダンディズム溢れるヒゲオヤジングスカーヴドインストーン。果たして自分でも何を言っているのかよくわからなくなってきたが、まかっちょいいのである。

 

 長々と書き連ねてもしょんがないからこれくらいで止めておく。今後は俺が住んでいる町「なんだ町」での出来事や、仲間との飲みのこと、それから、まぁ大佐のことなどもちょこちょこと書いていってやろうと思っている。

 

 

 じゃあな。いい酒飲めよ。